誰も見ない、でも誰もが使う。共用排水管という“盲点”
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マンション共用部の“地中に埋まった排水管”に起きていたこと
~普段は見えない場所だからこそ、気づきにくいトラブル~
マンションにお住まいの方の多くは、
「排水管」と聞くとキッチンやお風呂、トイレの中をイメージされると思います。
ですが実際には、各住戸から出た排水は建物の外にある“共用部の地中配管”を通って流れています。

今回の調査は、その地面の下に埋まっている共用排水管について行ったものです。
■ きっかけは「高圧洗浄で出てきた砂」
今回の調査のきっかけは、
定期的な高圧洗浄作業を行った際に、排水管の中から砂や土のようなものが出てきたことでした。
通常、排水管の中に土砂が入ることはほとんどありません。
そのため「どこかに異常があるのではないか」ということで、詳しい調査を行うことになりました。
■ 地中に埋まった排水管で起きていたこと

↓実際にマンホールを開け、カメラを使って内部を確認したところ、

↓コンクリート製の枡(ます)がわずかに沈下している

↓その影響で、配管と枡のつなぎ目にズレが生じている

・その隙間から、周囲の土や砂が少しずつ管の中へ入り込んでいる
という状態が確認されました。
外から見ただけでは分からず、普段の生活でも異変を感じにくい状態でしたが、
内部では確実に劣化が進んでいたのです。

↑地中配管に亀裂が入っており水が流れ出ていた
■ なぜこのようなことが起きるのか
地中に埋まっている配管や枡は、長年の間に
・地盤のわずかな沈下
・雨水や地下水の影響
・経年によるコンクリートの劣化
といった要因で、少しずつズレや隙間が生じていきます。
その結果、
「本来入るはずのない砂や土が配管内に入り込む」
という現象が起こります。
これを放置すると、排水の流れが悪くなったり、詰まりや逆流といったトラブルにつながる可能性があります。
■ 早めの点検が大きなトラブルを防ぎます
今回のケースでは、幸いにも大きな詰まりや漏水が起こる前に発見できました。
もし気づかずに使い続けていた場合、
・排水があふれる
・共用部や専有部に被害が出る
・修繕範囲が広がり、工事期間や費用が大きくなる
といったリスクが考えられます。
目に見えない場所だからこそ、
「何も起きていない今」の点検がとても重要です。
■ まとめ
今回の調査で分かったことは、
共用部の地中配管も確実に年数とともに劣化していくということです。
普段は意識することのない場所ですが、
マンション全体の安全・快適さを守るためには欠かせない重要な部分です。
「最近点検していないな」
「築年数がそれなりに経っているな」
そんな場合は、一度専門業者に相談してみることをおすすめします。
小さな異変に早く気づくことが、
大きなトラブルを防ぐいちばんの近道です。
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