建具が閉まらない?擦ってしまう?原因を探る「間仕切り壁編」
- 伊藤さん
- リノベーション
こんにちは、アイギ設備です。
お盆休みも明け、少しずついつもの生活リズムに戻る頃ですね。
毎日過ごしている住まいの中で、「前は気にならなかったのに、最近ちょっと使いにくいな」と感じる場所はありませんか?
今回は、マンションでご相談いただくことのある
「建具が閉まりにくい」
「襖が擦ってしまう」
といった症状について、まずは「間仕切り壁」の視点からご紹介します。
「襖が擦る」「建具が閉まらない」原因は?
「襖が擦って、スムーズに閉まらない」
「扉が途中で引っかかって、きちんと閉まらない」
マンションに長くお住まいの方の中には、このようなお悩みを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
築年数の経ったマンションでは、室内の間仕切り壁に、太さ3~4cmほどの柱が使われていることがあります。
こうした間仕切り壁は、建物の構造躯体とは異なり、天井側から吊るような形で組まれている場合もあります。
※マンションの構造や間仕切り壁の仕様によって異なります。


壁の厚みから柱の太さがわかる?
間仕切り壁の厚みを測ることで、中に使われている柱のおおよその太さを確認できる場合があります。
壁の厚み -(石膏ボード9.5mm × 2枚)= おおよその柱の太さ
壁の両側に石膏ボードが張られているため、その厚みを差し引くことで、内部の柱の太さをある程度推測できます。
ちなみに、木造軸組工法の戸建住宅では、構造を支える柱に9~12cm程度の太さがあるものが一般的です。
こちらは建物を支える「構造躯体」の一部ですので、マンション室内の間仕切り壁に使用される下地材とは役割も太さも異なります。

長年の揺れなどが影響することも
マンションで長年生活していると、地震などによる揺れの影響が少しずつ蓄積されることがあります。
その影響などによって間仕切り壁の下地がわずかに歪んだり、天井側から吊られている部分に変化が生じたりすることで、建具まわりにも影響が現れる場合があります。
その結果、
「襖が枠に擦る」
「扉が閉まりにくい」
「以前より建具の動きが悪くなった」
といった症状につながることも考えられます。
もちろん、建具が閉まりにくくなる原因は間仕切り壁だけとは限りません。
そこで次回は、もう一つの原因として考えられる「建具そのもの」についてご紹介する予定です。
建具が閉まりにくいとき、どこを確認すればよいのか?
ぜひ次回の「建具編」もご覧ください。




