配管(銅管)の経年劣化って?マンションの配管リフォームで安心快適に!
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「洗面所の下からポタポタ音がする…」そんな経験はありませんか?
築年数の経ったマンションでは、見えない部分=配管の劣化が原因で水漏れが起こることがあります。
今回は名古屋市内のマンションで行った、洗面所の給水の銅管から架橋ポリエチレン管への交換工事をご紹介します。
🧩 銅管の経年劣化って?
銅管は昔から使われてきた信頼性の高い配管素材ですが、
長年の使用で内側にピンホール(微細な穴)が生じることがあります。
特に次のような条件が重なると劣化が進みやすくなります。
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・水質が酸性気味の地域
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・給湯による温度差の影響
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・洗面台下など湿気の多い環境
劣化が進むと内部に緑青(ろくしょう)と呼ばれる青緑色のサビが発生し、最終的には水漏れにつながります。
放っておくと、ある日突然「ポタポタ…」と漏れ出すことも。
🛠 架橋ポリエチレン管への交換で安心・快適に!
今回ご提案したのが、架橋ポリエチレン管への交換。
最近の新築マンションや戸建てでは、ほとんどこのタイプが使われています。
🔹架橋ポリエチレン管の特徴
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・錆びない・腐食しない
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・柔らかくて地震に強い
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・内面がツルツルで水の流れが静か
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・耐久年数が40年以上!
見た目は半透明の樹脂ホースのようですが、性能は抜群。
柔軟性が高く、配管の取り回しもスムーズです。

🔧 工事の流れ(マンションの場合)
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1.洗面台を取り外し
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2.銅管を切断・撤去
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3.架橋ポリエチレン管を新設
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4.給水・給湯を接続
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5.止水栓・排水トラップを復旧
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6.通水チェック
銅管は固くて取り回しが大変ですが、架橋ポリエチレン管は柔らかいので施工がスムーズ。
しかも継手部分には専用の樹脂ジョイント(ワンタッチ式)を使用していて、水漏れリスクも低いです。

🚿 交換後の変化
まず感じたのは、水の出る音が静かになったこと。
以前は「キュッ」と鳴っていた音がなくなり、スムーズに水が流れるようになりました。
お湯の立ち上がりも安定していて、蛇口をひねってから温水が出るまでが早くなった気がします。
見た目もスッキリして、洗面台下の湿気も軽減✨
何より、「もう銅管のサビや漏れを気にしなくていい」という安心感が一番大きいです。
🧠 これから交換を考えている方へ
マンションの場合は、以下の点を押さえておくと安心です。
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・管理組合への事前承認が必要
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・給湯器との接続は専門業者に依頼
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・点検口を残すと将来のメンテナンスが楽
築10年以上のマンションにお住まいの方は、一度配管の健康診断をおすすめします。
見えない部分だからこそ、早めの対策が大切です。
✨ まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 工事内容 | 銅管 → 架橋ポリエチレン管への交換 |
| 工期 | 約1日 |
| メリット | 錆びない・静音・長寿命・安心・地震に強い |
| 注意点 | 管理組合の承認・給湯器接続の確認 |
「配管なんて見えないから大丈夫」と思っていませんか?
実は、住まいの寿命を左右するのは見えない部分です。
愛知県内の名古屋市・春日井市などでマンションリフォームをご検討中の方は、
マンション専門の愛岐設備工業へぜひお気軽にご相談ください。




